にゃんこのおうち> 猫の育て方 > 食事について2「注意すべき食品」


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◆◆◆ 注意すべき食品 ◆◆◆
 体に必要でも、過剰に与えすぎてはいけないものや、味付きのもの、危険なものなどがあります。
下記を参考にして、危険な食物は環境から排除したり、与えないようにしましょう。

レバー 肉にない成分を含むので、少量を与えましょう。多く与えすぎるとビタミンA過剰になります。
 魚の缶詰 魚の缶詰のみを主食にしてしまうと、ビタミンEの欠乏による、汎脂肪織炎や黄色脂肪症(イエローファット)になってしまいます。肉類なども積極的に与えましょう。

生魚
ビタミンB1を破壊してしまう酵素が含まれているので、火を通し、骨を取ります。
常食にしてしまうと問題がありますが、おやつ程度なら問題はありません。

青背の魚
アジ、イワシ、サンマ、サバなどのの青い魚は、不飽和脂肪酸が多く含まれていて酸化されやすく、常食させると、ビタミンE欠乏になります。
貝類 アワビ、サザエなど。原因はこれらの内臓(肝臓)にあります。この中にはアワビが食べた海草などの未消化物が含まれ、これが太陽にさらされると光化学反応による毒を作るのです。体内で代謝されて、耳が赤く腫れ、日光に当たると壊死し、実際に耳が腐って落ちるほど激しい皮膚炎を起こします。そして黒く変色して欠け落ちてしまうこともあるのです。何故耳だけかというと、その他の部分は豊かな被毛に覆われ、光をさえぎるため、被毛の少ない耳だけに起こるのです。
同様のことは人間にも起こります。しかし、いずれも大量のアワビを食べた直後に日光浴でもしない限り平気です。

ネギ類
ネギ類(長ねぎ・玉ねぎなど)、ニラ、ニンニクなどのアリル酸を含む野菜。猫の血液に対して強い毒性があり、赤血球を溶かして、ひどい貧血になることがあります。
猫と人とでは、血液中のヘモグロビンの分子構造が異なるため、猫にとっては危険です。ネギ類の入っている料理(ハンバーグなど)も、ネギを取り除いてもエキスは摂取されてしまうので、与えないようにしましょう。しかし、大量に摂らなければ大丈夫です。

骨付きの鶏肉
鶏肉だけなら与えても問題ありません。しかし鶏の骨は加熱すると細長く鋭く裂ける性質があり、これが口の中、のど、胃、腸などに刺さったり、粘膜を傷つけたり、腸閉塞を起こしたりするので非常に危険です。骨付きの鶏肉を与える場合は、骨ごとやらずに必ず取り除いてから与えるようにしましょう。刺さった部位によっては、手術ということもよく起こる事故だそうです。
味付きのもの 香辛料や調味料、塩分、糖分、油分を使った食餌は一切必要はありません。こしょうなどのスパイスで、鼻がきかなくなることもあります。家庭の食べ残しを与える場合は味がついているので、「塩出し」「味出し」をしてから与えるようにしましょう。
牛乳 猫によっては下痢を起こします。猫には牛乳中の乳糖を消化するラクターゼ(乳糖分解酵素)が少なく、牛乳を与えると乳糖が消化しないので、異常醗酵をおこして下痢になります。
また、仔猫に牛乳を与えるとひどい下痢を起こすことが多く、最悪の場合、死に至ることも少なくありません。
人も同じ理由で下痢を起こすようです。

生肉
特に、豚の生肉はトキソプラズマ原虫で汚染されている比率が高いので、その肉からトキソプラズマ症に感染する危険性があります。人間も同じ理由で、豚の生肉は食べないように言われています。
人間のトキソプラズマ症にかかる確率は、人間の出産のときの死亡率よりもはるかに低く、医者もよく実情を知らないため(あまり症例がないためと思われる)病名だけが先行しているので、あまり怖がらせる医者には注意が必要です。豚肉を半生で調理することが主流の国があるそうです。その国では人口の約60%がトキソプラズマ症であるらしいのですが、実生活にはなんら支障がないため、半生の豚肉を食べる調理法は今も続けられているそうです。
練りもの 少量にします。猫は「ちくわ」や「かまぼこ」が大好きですが、練りものは消化しにくいので、ひとかけ程度にしましょう。
野菜 通常のキャットフードを使用していれば必要ありません。しかし、便通を良くしたり、肥満体の猫のカロリー制限にはなります。繊維質は、フードの保証分析値に粗繊維と記され、2〜7%の食物繊維が含まれていれば十分です。
他に、植物繊維が消化器官に刺激を与えるため、グルーミングで飲み込んだ毛を吐き出すため、猫自ら草を食べることがあります。

イカ・タコなど
イカ、タコ、エビ、カニなど。チアミナーゼというビタミンB1を破壊する酵素が含まれていますが、加熱すれば食べさせることができます。消化はあまりよくありませんが、タウリンが含まれているので、時々少量を与えましょう。「するめ」などは胃腸に負担がかかって下痢を起こしやすいので注意します。
赤身以外の魚 アマダイ、カレイ、サケ、イワシなどは猫の好物です。大きな骨の魚は、骨つきの鶏肉と同様に注意が必要です。サケ以外の魚は低カロリーなので、老猫向きです。
穀 物 猫には穀物を消化する機能が備わっていないため、常食は避けましょう。昔ながらの「ねこまんま」は進められません。しかし、米や麦など加熱処理したものは、消化することができるため、病気の治療食に使用されることがあります。
甘い物 チョコレートを食べ過ぎると、猫の心臓に負担がかかるといわれているので与えないようにしましょう。ケーキなど甘い物を多量に与えるのもよくありません。

植木、観葉植物
食べ物ではありませんが、観葉植物などの中には、有害なものもあるので注意してください。代表的なものでは、冬の定番のクレマチス、シクラメンなど多数あり、通年を通しては、ツタ類やポトス、ディフェンバキア類など多数がある。もっと詳しく植物名を知りたい時は、「猫に有毒な植物リスト」参照してください。
ドッグフード 動物性のタンパク質の含有量が猫には低すぎるので、キャットフードの代わりにはなりません。
また、常食させるとタウリン不足になり、失明する恐れがあります。



 

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